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  • 執筆者の写真tokyobruxelles

人間関係


人間関係、というと大げさなタイトルだけど、ベルギーというかヨーロッパの人たちと日本の人たちではいろんな種類の人間関係に違うイメージを持ってることが多い気がする。

例えばともだち。この写真はブリュッセルにあるカフェで撮ったものですが、そのとき一緒に旅行していた日本人の友人と、彼らを見て、ああ何かいいねって話した記憶があります。私たちと同世代(その頃私は20代だった・・・)の男性と、白髪の、おじいちゃんと言えるくらいの男性ふたりが軽く飲みに来てる感じだったのですが、祖父と孫または父と息子ではなくて、ともだち、な雰囲気だったんですよね。日本は、会社関連の人間関係以外でそういう組み合わせをみかけること少ないですよね。まあこの二人もスーツを着ていないだけで仕事の上司と部下だったのかもしれないけど・・・。

この記事で書いたブリュッセルのハブでみんなで飲んでいたとき、そこにいた友人のパパがそのお店に偶然、お友だちと一緒に入ってきました。友人パパはスーツ。タイはしてなかったけどジャケットも着ていて仕事帰り風、友人パパと一緒に来てたお友だちは私服にドレッドヘアの30代後半くらい?の男性だったので、私にとっては軽くびっくりな感じでした。友人は「パパ偶然だねー」みたいな感じで声をかけててパパも「あー来てたんだ、楽しんでる?」みたいな感じで答えてて、テーブルにいた友人たちひとりひとりに挨拶してパパのお友だちもひとりひとりに挨拶してて、私にとってはすべてが新鮮でした。お父さん世代が自分の世代の友人と気軽にさし飲みに行く感じも、息子が外の酒場で偶然パパに会って照れもなくふつうにお互いの友だちを紹介しあってお互い楽しもうみたいな感じなのも息子の友だちたちも自然に笑顔で挨拶して特にコメントもない感じなのも、いいなと思いました。父と息子の関係も、友だち関係も、日本でイメージするのとは違うものだなと。歳の差がある友人関係、は日本よりもヨーロッパの方が断然多い印象がある。歳の差を気にするのはやっぱりアジア的な文化なのかもしれないですね。フランス語も英語と同じように、「兄弟姉妹」を表す言葉はあっても弟、とか姉、とかその兄弟が自分より年上か年下かあらわせる一つの単語はありません。


このテーマについてはまとまりもなくどこまでも書けちゃいそうです。同性と異性とか、個とか立場とか、いろんなポイントでいろんな違いがあるように感じます。

逆にベルギーやフランスの人たちに「日本って・・・」という風に聞かれる人間関係に関する質問で意外と多いのが、「日本人ってよく同じ会社の人と恋人関係になるよね(変だね!)」ってやつです。

彼との出会いを聞かれるとき、「同じ会社だった?」って結構聞かれる、聞かれるのは日本人でも一緒なんですが、なんか方向性が違って、「日本て社内恋愛多いって聞くけど、君たちも?」って感じな印象です。社内で恋愛関係が多いのがヨーロッパの人たちにとっては違和感あるみたいです。




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