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  • 執筆者の写真tokyobruxelles

Bisous!  ビズ! あいさつの違い


今回のブリュッセル帰省では夫の友だちや知り合いにたくさん会いました。

ヨーロッパではほっぺを軽く合わせてチュッと口で音を立ててするキスの挨拶が一般的です。キスのフランス語が「bisou(ビズ)」です。挨拶のときに握手をすることもほぼなく、他人と身体的に触れ合う事が少ない日本の挨拶に慣れてると、最初びっくりしますよね。

でも私は今回の帰省でたくさんの友だちや家族とビズとかハグの挨拶して帰ってきたら、何か日本に着いて会社に行っても家族に会っても触れ合う挨拶がないから、さびしく感じました!

会社の同僚は仲良い友達とは違うし、さすがに、ビズがない・・・とは思わなかったけど、ブリュッセルで人に会うと(たぶんヨーロッパ全体的に)、元気?ってかならずクエッションで挨拶の言葉が交わされるんですよね。これはたぶん親しい間柄じゃなくても。いい感じだよ、あなたは?ってこちらも質問で返す。形式的な決まり文句になっていてみんな何とも思ってないかもしれないけど、日本では「おつかれさまでーす」「おはようございまーす」って言い放ちっぱなしで顔もあまり見合わせないことが多いし、ほんの数日ブリュッセルに行って帰ってきただけでも、冷たっ・・・とさびしさを感じました。まあ2日でまた何も思わなくなりましたけど。

小さな時からひとと触れ合うような距離感の近い挨拶をして育つと、そうじゃない場合と何か変わるのだろうか。

とにかく、身体的な距離感が単純にあたたかい気持ちにしてくれることがありますね。私なんかは海外に行ったらコミュニケーションも難しく、会話でみんなと同じスピードで盛り上がるのも難しい。会話から完全に取り残される時間が当たり前にあったりもします(私自身はあんまりそれが気にならない・・・)。でもそんなみんなと別れるときに、ぎゅってハグしあい、ほっぺにチュッとしあい顔を合わせてまたね、次はどこで会う?とかって挨拶できたらそれだけでその取り残された感がやわらいだりもする(で、フランス語が少し上達した気になる・・・これはこの文化の?それとも私の?ダメポイントです)。

ヨーロッパ人はいちいち会話が多い。それを話長い!会話に疲れた・・・って感じる時もあるけど、それにちょっと慣れると日本人の挨拶は冷たく感じるかもしれない。

はじめて会った友達でも、距離感つめてくるキャラクターの人は男女関わらず最後別れる時にほっぺを合わせるだけでなく、本当に口でこちらのほっぺにぶちゅっとしてきますしね。

女性はメイクも気になったりするかもで、潔癖気味の方にはややツラい文化とも言えるかも。


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