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  • 執筆者の写真tokyobruxelles

ブリュッセルでの運転


今回のブリュッセル滞在もAirbnbで部屋を借りましたが、1台分の駐車場付きの部屋でした。夫のお兄さんから車を借りる事もできたので、今回はほぼベルギー内は車移動となりました。私はベルギーでは免許がない(し、東京でもペーパードライバー)ので助手席専門。助手席から感じたブリュッセルでの運転事情レポートです。

まず一つ目は、縦列駐車の技術必須。これは車移動しなくともヨーロッパの町を見た日本人が驚く事では?右の写真でみてわかるように、道路の脇はずーっと縦列で車が止まってる感じです。空いてるところはガレージなど道路からの出入り口が必要なドアの前です。

東京でも表参道とか青山近辺にこんな路上パーキングをみるような。。ブリュッセル市内は全部がこのタイプと言えます。停めたいときは空きを見つけて入るので時には同じ場所をぐるぐる周りながら誰かが出るのを待つことも。このパーキングで私にとってハードルが高いと思うのは、縦列の技術もさることながら、車が走る道路上でいったんは車を道路に対して斜め向きにしながら他の車を待たせて入らなきゃならないので、人を待たせる勇気と平常心がいること。私なら焦るわ、と何度も思いました。

二つ目は、なんといっても渋滞。ブリュッセルに住む人なら1日1度は「この町の渋滞はひどい、政治家はいったい何してるんだ」と文句言ってるような気がするほどみんなの話題に良くあがり、車移動すれば自分も実感する渋滞。会社が税金対策兼ねて給与の一部として車支給することやメトロや電車の不便さが車通勤の人を増やしそれが渋滞の原因になってるなどは話の中でよく聞くのですが、個人的には先に挙げた縦列パーキング待つ人がぐるぐる道路上をまわって待ってたり、パーキング入る際にいったん車の流れを止めなきゃならないのも原因なのでは、と今回車移動して思いました。

三つ目は、車が日本に比べて良く止まる!これはもちろん渋滞のせいやパーキングに入ろうとしている人がいるから止まらねばならないということはあるのですが、みんな、日本より簡単に止まる!(よい表現が見つからない・・・)道を渡りたい人がみえれば、ちょっと急停車気味になっても必ず止まってあげる、止まってくれる印象です。車同士でもそんな印象で、合流したい車があればけっこう入れてあげるし入れてくれます。これが不思議で、音だけ聞いてるとクラクションは勢いよく気軽に鳴らすし、窓越しに指たてたり、窓開けて文句言ったり、車の中でも運転してる人はでかい独り言のようにたいてい文句言ってるのですが、列には入れてくれるし止まってくれる。比べると日本は合流とか列に入ってかなきゃならない時に意地でも入れないってドライバーや、信号は良く守るけど歩行者が道路渡ろうとしてるのがみえても積極的にはとまらない車が多い気がします。日本人は自分のアクションで流れを止めるのを嫌がる傾向にあるのかも。ベルギーでは自分のアクションが流れをさえぎっても気にしないからみんな気軽にとまったり落ち着いて路上パーキングに縦列駐車出来るのかもしれないですね。


今回はブリュッセルから車でブルージュというとても美しい町に行ったのですが、途中、ブリュッセルを出るぐらいのところかな、なぜか道路の上にひもが張ってあって、そこに靴がぶらさがってました。思わずフロントガラス越しに写真、謎すぎ。




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