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  • 執筆者の写真tokyobruxelles

ベルギーvs日本 量問題(食べ物)


写真はブルージュのレストランでムール貝を頼んだ時のもの。なんとこれで一人前。ポテトはムール貝についてきたものです。お鍋いっぱいのムール貝。すごーく美味しかったが、一人では完食無理。写真に写ってないけどこれにパンもついてきてますからね。

ベルギーのレストランで一人前のメニュー頼むと、日本人の感覚ではいつも量多すぎって感じます。特に居酒屋的なお店。たぶん高級レストラン(高級なフレンチとかイタリアンのお店)なら、そうでもない気がしますが、気軽に入れるようなレストランでは、実際に何度もメニューを運んできてくれた人に、「一人前頼んだんですけど、合ってます?」と聞き直したことがあります。外国人だと思って頼んでない量持ってきてその分の料金請求してくる詐欺かと警戒して・・・。

それとまったく同じことがベルギーから東京に遊びに来る夫の友だちに起こりがちです。日本で外食する時、特に居酒屋行ったりすると頼んだメニューが実際出てきたときに、お皿が小さすぎて量が少なすぎてびっくりするみたいで、「これって普通?詐欺されてる?」って聞かれることがあります。ベルギーに行くとわかる、あの量に慣れていれば日本で外食した時、量少ない!とびっくりすることでしょう。

外食の物価という面では量を考慮するとほぼ同じくらいかも。自分の国のお金でないと値段の感覚ってわかりにくかったりしますが、ベルギーのレストランは日本より1.5倍か1.7倍くらいで高いです。逆に日本は量が少ない分メニューの値段も下がる。だから私はベルギーで食事する時、量半分でいいから値段ももう少し下げてくれたらいいのに、と思います。ステーキ頼んでも別のお皿でフリッツ(ポテト)がついてきたりするし。ベルギー料理を出すお店に行ったら正直私は前菜の段階でお腹が満たされます。みんなさらにデザート食べたりするのだからすごい。(日本では私はけっして小食な方ではありません)

誰かのお家に招かれて食事する時も、量が多い!と内心焦る事多数・・・そんな状況にも慣れれば「お腹いっぱいになっちゃって、ごめん」と言えるようになってきました。

今回の滞在中は超料理上手な新婚さん夫婦がディナーに招待してくれたのですが、前菜、メイン、デザートと、今回の旅で行ったどのレストランよりも美味しくて大感動。でもやっぱり量が多い・・・。デザートまで完全手作りで、写真にあるように3種類も出してくれました。こうなると私のずうずうしさも一歩前進して、手作りマカロンをお持ち帰りしたい!とリクエストして実際に持って帰らせてもらいました。次の日美味しいマカロンを食べて、しみじみ、ちょっとだけ勇気出して頼んで本当によかった!と思いました。小さい勇気で大きい美味しさ、こういう積み重ねでコミュニケーション力や交渉力が養われていくのかも・・・笑


主題に戻り、ベルギーのふつうのレストランに複数で行って頼むとき、値段感が日本より高めの場合は特に、まずは人数よりも少なめに頼んで「シェアしたいんです」って言ってみるのはアリです。逆にベルギーからの友だちが日本に来て一緒に居酒屋に行ったときは、「一皿が小さいよ、安いしメニュー数が多いからいろんなもの頼んでみんなでシェアしながら食べられるのが日本の居酒屋の楽しみ方なんだよ」って説明すればお友だちの満足度が上がるはずです!

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