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  • 執筆者の写真tokyobruxelles

In vino veritas


In vino veritas は、私がはじめて覚えたラテン語です。「インヴィノベリタス」と口に出して言うと簡単なじゅもんのようですぐに覚えられます。フランス語の源はラテン語なので、フランス語圏の学生はみな学校でラテン語を勉強するらしい。日本の学校で漢文勉強するみたいなものなのか。

In vino veritas. をWikipediaで調べたら、いろんな国の言葉で同じフレーズが書いてあったのですが、それによると中国語は、「酒後吐真言」。日本語はなかったけど、漢字わかる人には意味が理解できちゃいますね。vinoはワインの事なので、真実はワインの中、が直訳です。


会社の人で、仕事の時は親切で他人によく気を遣う方がいて、私も仕事で助けられることもあるのですが、飲み会で同席した際にショックを受けました。酔うとすごく失礼な事言うのです。特に女性陣に向かってはひどい。女性陣はみなものすごく嫌な気分でした。ショックを受けて家に帰る途中、思いました。お酒を飲むと人が変わるタイプの人(気が大きくなるとか笑うとか泣くとかっていういつもの行動が強調されるのでなく言動が通常と違う人)っていますが、しらふのその人とお酒を飲んだその人が言う事と、どちらがその人が本当に心から思ってることなんだろう、どっちのその人が本当なのか。

で、家に帰って夫に聞いてみました。その答えが「In vino veritas だよ」でした。

古くからあるラテン語の教えにあるのだからそういうことなのかなと何となく腑に落ちたというか、もやもやしてた感じにあきらめがついた出来事でした。


ラテン語をいつか少し勉強してみたいなと思うきっかけにもなりました。私も飲んでばっかりいないでまずはフランス語だ・・・。

写真はベルギーのお隣の国、オランダ・アムステルダムの、たぶん有名な古いバーです。古さが画になる素敵なバーだったのでまた行きたいな。



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