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  • 執筆者の写真tokyobruxelles

ブリュッセルで出会う日本語いろいろ

ブリュッセルで出会う頻度がいちばん多いであろう日本語はなんといっても「 sauce samouraï 」です。ソースサムライ。侍ソース・・・。フライドポテトはよくフレンチフライと言われますが本当はベルジャンフライでベルギーが発祥の地とはよく言われます。※本当の歴史は調べたことないです

そのフリッツ(フライドポテト)につけるソースの種類の一つがソースサムライ。でもこれ、日本に全然関係ないです。マヨネーズとケチャップに少し辛いソースが混じっていて、夫いわく、ちょっと辛いから強い侍をイメージしてその名前になったんじゃない?とのこと。これのおかげでサムライという言葉を知らないベルギー人はいません。

他に街でみかける日本語はSushiやTofu。お寿司もお豆腐もそのままなんです。Ramenのお店もたくさんあるけど、ラーメンがもともと日本語なのかは・・・?

やはり食べ物関係が多いブリュッセルでみかけるニホンゴですが、今回夫の友だちと食事していて出てきた言葉で私は外国でそのまま通じるって知らなかったものがあります。

「カイゼン」・・・改善のことですね、Kaizen。

夫の、電気関係のエンジニアをしている友だちが、「Kaizenプロセス、仕事で使ってるよ、トヨタが考えたコンセプトでしょう?」って言ってきたんです。日本人の私も話に入りやすいように気をつかってくれる優しさからの話題だったのですが、私は「改善」がそのまま外国で使われてる事実を知らなかったからびっくりしました。そして、コンセプト、っていうか、すべての仕事って何かを改善していくのがメインじゃない?改善というコンセプトなしにむしろ仕事出来る?とか思っちゃったのですが、Kaizen(カイゼン)はトヨタ発祥の製造業におけるPDCAみたいなサイクルの活動を意味する言葉だそうです。全然知らなかったけど、アフリカに電気を届けるプロジェクトを仕事でしているという彼からカイゼンの話を聞いたということで、何となく日本人であることを誇らしく思う気持ちになった単純な私。というか、この話題を振ってくれるその彼がかなり優しいですね!


他に食べ物関係以外でみる日本語は、アニメやキャラクター関連、あとは武道関連などがあります。自分の母国語が翻訳されずにそのままで外国にあるのって、出会うとなんだか嬉しかったり場合によっては笑える感じだったりしますよね。これは英語が母国語の人だとそんな言葉はいっぱいありすぎてあまり感慨はないのだろうか。




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