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  • 執筆者の写真tokyobruxelles

国際結婚に関する疑問いろいろ?


妻である私は日本人、夫はベルギー人という国際結婚をしている私たちですが、国際結婚なんだー、と他人に話したときによく質問されることで思い出せるものを今さらながら書いてみようと思い立ちました。


Q国籍ってどうなるの?

A国籍はお互いに変わってません。夫はベルギー国籍、私は日本国籍のままです。むしろ違った国籍同士が結婚するから国際結婚と呼ばれる気も・・・。見た目がアジア人じゃなくとも日本国籍を持ってる人と結婚すれば国際結婚にはならないですもんね。


Q何語で話すの?やっぱり英語が喋れるんですか?

A私たちは夫が日本語が上手でなおかつ日本在住なので言葉のコミュニケーションの8割以上は日本語ですね。私はもともとフランス語(夫の母国語はフランス語)を勉強したい意欲だけはあって、今もかろうじて意欲だけは残ってるのでまあ少しだけフランス語も使います。英語はほぼ使いませんね。そして私は英語が話せる感じでもないです。周りの国際結婚または国際カップルを見ていると英語が母国語のパートナーを持った場合その二人の間のコミュニケーションは英語になる場合が多い気がします。


Q毎日何食べてるの?

A普通です、、多分皆さんと変わらない。日本食でもベルギー食でもない感じの名もなき家庭料理ですね。

他の家庭が日々何を食べてるかって日本人同士でも意外と謎じゃないですか。家庭それぞれですよね、たぶん。そんな感じですうちも。

これは、日本の知り合いにもベルギーの知り合いにも聞かれる質問かも。時差の関係(と、うちは子どもがいて夕食時間が早いせいもある)で、夕飯食べながらベルギーやフランスの家族や友達とテレビ電話?することが結構あるんですが、何食べるの?お寿司?的な感じで聞かれること多いですね。パスタとかだとちょっとがっかりされてお味噌汁とかあればやっぱりそうなんだー的な反応が得られます。


Q名字はどうなるの?

A国際結婚だけは夫婦別姓が認められているんですね、日本では。私は入籍時と結婚生活を始めてから初めて日本の戸籍制度の不思議さを思い知りました。

夫婦別姓は認められているのですが希望次第ではどちらかの苗字にどちらかが変更することも可能です。私はそうしたかったので夫の名字に変更しました。しかし日本の戸籍制度にはアルファベットは存在しないので夫の名字をそれっぽい読みのカタカナに直したものが私の名字になります。夫はというと日本国籍でないので日本に戸籍自体が存在しません。戸籍って世帯ごとのカウントですが(そもそもそれがね・・・)入籍時は私が実家の戸籍から離れて私一人の戸籍になりその戸籍の備考欄的なところに※配偶者名みたいな感じで夫の名前が書き添えられました。しかしその書き添えられた夫の名前はアルファベットなんですね。つまり厳密には私と夫の名字は日本国内ではやっぱり同じじゃないんです。私が勝手にカタカナの新たな名字を作っちゃった感じになってる。

それでも名字を統一する実際的なメリットといえば、パスポートですね。パスポートはみんなアルファベット表記の名前が書かれるじゃないですか。私の場合はその時にカタカナにした名字を直接ローマ字読みにしたアルファベット(それだと夫の本当のアルファベットの名字とはもちろん違っちゃいます)でなく、夫の名字の本当の綴りに合わせて作ることができます。子どもが生まれた場合その子どもも同じ名字で日本のパスポートを作れるし、家族ですよ感が入出国審査で伝わりやすいです。え、名前ごときで?!と思うかもですが乗り継ぎ空港でスムーズに行かないとイライラするものだし、夫か私の一人プラス子どもだけでの国をまたぐ移動の時なんかは結構影響するものだと思います(名字違う子どもを連れて出ようと思うと連れ去りを疑われる国もあるし、パートナーの同意証明書が必要な国もあるとか)。


とりあえずこんなところでしょうか。。

何か他に疑問に思う方がいらしたらコメントやメールください。




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