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  • 執筆者の写真tokyobruxelles

ムニエル - meunière

本日の我が家の夕食はかれいのムニエルでした。

「今日はムニエルだよー」とかって夫に言ったら聞き返されたんですね。もう一回言っても伝わらない。「ムニエルってこういうお魚の料理のことじゃん、そもそもフランス語じゃないの?」ってなったわけです。日本人はかなりの方が「ムニエル」って言われたらどんな感じの料理か想像できるんじゃないでしょうか。もともとフランス語だと思ってたけど違ったのか、、と思いつつ一応調べたらやはりフランス語で”meunière”と書く。それを言ってもそれがそういう料理だと知らないという夫・・・。夫によればそれは製粉業の人を指す言葉だと。辞書で調べてもそれは確かにそう、正しい。ムニエル作った私からすれば、あーだからね、って合点の行く話ですが夫は全然しっくりきていない。料理のムニエルを知らないフランス語圏の人が何割程度いるのか知りませんが、夫は料理に詳しくないのでムニエルが魚に小麦粉をまぶして焼いてる料理だということをわかっていなかったので粉屋が魚料理の名前?ってことで??だったわけです。


もしかしたら稀なのかもしれませんが私たち夫婦間では意外とこのようなケース多い。自分の母国語について外国人である相手が持ってる語彙の方が多い分野がお互いに存在するんですよね。特に料理・ファッションの語彙についてはフランス語でも夫が知らなくて私が知ってる言葉があったりする。逆に数学とか物理分野の言葉だと日本語でも私は知らないのに夫はわかっているということがあります。

母国語でさえ興味のない分野の語彙はなかなか増えないんですから外国語となればなおさらでしょうね・・・まあ逆に言えば外国語でも興味がある分野や必要に迫られる分野から語彙力増やしていけばやりやすいのではないかと。



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